3周年記念

ハリでキレイになれうワケ。顔ツボ刺激でハリツヤ肌がよみがえる

「石の上にも三年」ということわざがあるように、3年というのは一つの区切りだと思います。
そこで、これまでの3年を振り返りと、これからの未来について、語ります。

開業までの いきさつ

2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。

震災の頃は、私はある治療院でのびのびと楽しく働いておりました。資格取得後から続けていた医療施設での勤務をやめ、タイ式マッサージと鍼灸を同時に行える、自由な環境で自由に施術をしていたのです。
ところが、地震が発生して間もなく、その治療院は閉鎖されることになってしまいました。私は困り果てました。なぜならば、タイ式マッサージと鍼灸を同時に行えたり、育児と両立可能な条件で働ける治療院なんて、そう簡単には見つからなかったからです。しかも、当時は震災直後の混乱の中。状況はどこからどう見ても厳しいの一言でした。
それでも、何とかして自分の条件にあった形で働きたいと思いました。その治療院には、数年来おつきあいいただいているご利用者様も多く、せっかくのご縁を守りたいと強く願ったからです。

当初は治療院のスタッフでの開業を考えました。他のスタッフも、同じように継続を願っていました。しかしながら、数人で開業するとなると、資金も高額になります。結局のところ、半年後、私は一人で開業することを選びました。一人で何もかも進めることには、並々ならぬ勇気が必要でした。それでも、何かに突き動かされるように、開業に向かって歩き始め、目標としていた11月に実現しました。

ハリウッド式美容鍼灸との出会い

ハリウッド式美容鍼灸との出会い

開業当初は、それまでおつきあいのあったご利用者様が中心でした。徐々にそれ以外のご利用者様も増え、女性限定ということもあって、肩こり腰痛など一般的なお悩みの他にも、女性特有のお悩みに向き合うようになりました。
その中で、要望の多かったのが美顔鍼でした。女性であれば、お肌の状態の良し悪しが1日の気分を左右すると言っても過言ではありません。美容というのは、心の状態にまで影響を及ぼすのです。

そもそも、私にとって、お顔への鍼は、顔面神経麻痺に対して行ったのが初めでした。脳血管障害の後遺症で、片目がしっかり開けられない患者様に鍼治療を行い、1~2回程度でパッチリと目が開くようになったのです。ご本人よりも、奥様が「あら、昔の男前のあなたに戻ったわ!」と喜ばれたことが今でも印象に残っています。
お顔への鍼は、美容だけでなく、目の疲れや花粉症にもよいと評判で、2013年の秋には、本格的な美容メニューをスタートしようと、日本鍼灸マッサージ協会の上田隆勇氏のもとで、「ハリウッド式」の美容鍼を学びました。認定鍼灸師/認定治療院となり、今や看板メニューとなっています。

美容鍼灸のよいところは、お顔のお悩みを解決することで、人生に前向きになれるところ。そして、明るい気持ちで過ごされることで、ご本人のみならず、周囲の方々の気持ちまで明るくなります。家族関係がよくなったり、お仕事の上で成果が上がったりと、幸せな出来事がたくさん起きてくるのも、楽しみです。

気功との出会い

気功との出会い

鍼灸の国家資格を取得する前から、東京大学医学部のある研究室で働いていたこともあり、医学や科学の視点を常に持ち続けながら、鍼灸と向き合って来ました。

そのため、なかなか科学という面からは理解しにくい「気功」については、意識的に避けていました。それが、ある方のすすめで、中健次郎氏の気功セミナーに一度お邪魔し、考えが180度変わりました。初めて本格的な気功を体験したばかりでなく、中先生の行う気功を用いた治療を目の前で見ることができ、目からウロコが落ちたのです。

それ以来、自分でも時々気功を練習するようになり、それが鍼灸の施術にもよい影響が出て来ています。圧倒的に施術の効果が上がった気がします。これからも「気」という不思議なエネルギーについて、素直に対面して行こうと考えています。

コーチングとの出会い

コーチングとの出会い

鍼灸治療を続けていると、どんなに施術をがんばっても、なかなか取れない症状をお持ちの方に出会います。よく話を聞いてみると、日常的なストレスだったり、様々なトラウマだったり、心の問題が根深く影響していることに気づきます。そのことを告げると、ご本人も納得されるのですが、ではその心の問題を解決する方法は?というと、実のところ、お手上げなのでした。
実は、かなり昔に、やはり心理面の問題を解決する技術が欲しくて、ある大学で心理学を学び始めたことがありました。それがどういうわけか、自分の中でしっくり来ず、途中で学ぶことを放棄してしまいました。

そんな折、心理学や脳科学をベースに組み立てられた「コーチング」と出会いました。
あまり知られていませんが、コーチングを最初に始めたのは、ルー・タイスというアメリカ人です。彼の開発したプログラムは、全世界で受け入れられ、既に3300万人以上が体験しています。その他にも、大統領や軍関係者、一流企業のトップなどに対してもコーチングを行いました。世界の平和のためにも活動され、南アフリカのアパルトヘイトや北アイルランドの紛争解決にも関わったことも、あまり知られておりません。

そのルー・タイス氏と、脳機能学者の苫米地英人氏が一緒に開発したパーソナルコーチ育成プログラム「パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング(TICEコーチング)」を、私は学び始めました。

今後、TICEコーチという仕事は、鍼灸とは別に展開して参ります。一方で、鍼灸治療中においても、コーチングのエッセンスを取り入れて、脳と心(マインド)に変化をもたらすことは可能だと思われますから、心と体の両面から明るい未来を作るお手伝いをさせていただけたら…と考えております。

東京知足堂のこれから

3周年を記念して、「ミッション」をつくりました。


美容と健康を根本から問い正し、ありのままの自分を心豊かに生きるお手伝いをします

笑顔でつながる社会の力で、全世界を明るくします


いろんな商品や情報が溢れて、必要な物事が見えにくくなっている時代。売り手の都合に惑わされず、しっかりした価値観を基軸に置くことが大切です。
「新しい価値観を、皆様とともにつくる」・・・これは、開業の時から、そしてこれからも変わらない想いです。

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